スーパーや土産物店など、あちらこちらで目にする「サーターアンダギー」。宮古島では「さたぱんびん」とも呼ばれ、昔からよく家庭でも手作りされてきた定番おやつです。
島内の至る所で簡単に購入できますが、「食べたみたら、あまり美味しくなかった」と感じた方も多いのではないでしょうか(>_<)?
実は他のスイーツに比べ、油なべ1つあれば、比較的簡単に作ることのできてしまうサーターアンダギーは、材料の配合も作り方も十人十色。定番おやつなだけに、味はもう千差万別なのです。
そんな中、今、宮古島で注目を集めているのが、「カフェオルオキ」の青いサーターアンダギーです。鮮やかな見た目に加え、着色料不使用の自然素材へのこだわり、そして外ザク中ふわの完成度の高い味わいは、まさに唯一無二!
この記事では、累計販売数5万個を突破したこの青いスイーツの魅力と、それを生み出した「カフェオルオキ」の物語をご紹介します。
目次
- 宮古島の新定番スイーツ!カフェオルオキの魅力とは?
- 着色料ゼロの秘密!紅芋から生まれる奇跡の青
- 見た目も味もグレードUPした進化系スイーツ
- 「青いサーターアンダギー」との出会い
- まとめ
- 『カフェオルオキ』店舗情報|住所・営業時間・Instagramまとめ
1. 宮古島の新定番スイーツ!カフェオルオキの魅力とは?

「カフェオルオキ」は、宮古島市下地の静かな住宅街に佇む小さなカフェ。店名は「オールーって沖縄の方言で青って意味なんだって。」からの、略して「カフェオルオキ」です(^_-)-☆
目印は、大きなパイナップルの壁画。ターコイズブルーのテラスにはカラフルなベンチが並び、どこを撮っても“映え”る空間です。
素敵~って思ってたら、実はこれ、看板からパステルカラーテラス、パイナップルの壁画まで全部スタッフさんの手描き&手作りだそうΣ(゚Д゚)
すごいセンス!すごいスキル!!
ぜひぜひ皆さまもパイナップル壁画やカラフルテラスの映えスポットで写真を撮ってみて下さいね(^-^)
2. 着色料ゼロの秘密!紅芋から生まれる奇跡の青

一番人気のメニューは、なんと言っても「青いサーターアンダギー」。こんな宮古ブルーのような鮮やかな青色にするためには、さぞかし着色料を入れているのかと思いきや、なんと着色料は一切不使用!!すべて紅芋の色素から色を出しているそうです。
元々の紅芋の色は「赤紫~青紫色」なのですが、おばあ直伝の方法で作ると、なんと「ターコイズブルー」のような鮮やかな青色に変化するそう、まさに料理は化学ですね。
さらに「オルオキのサーターアンダギーは色が珍しいだけ?」とか思ったら大間違いです!「見た目は映えるけど、味は普通」というのは観光地あるあるですが、こちらのサーターアンダギー、外側はカリカリザクザク、中はしっとりふわふわ、「サーターアンダギーってこんなに美味しくなるんだ!」と目からウロコの一品です。きっと青色じゃなくてもサーターアンダギーとしてもかなりのクオリティです。
また、サーターアンダギーは、SサイズとMサイズがあり、違いは大きさなのですが、やや食感に違いがあります。Sサイズの方はよりザクザク感があり、Mサイズの方は、中のしっとりふわふわ感を存分に味わえます。どちらがいいかは好みが分かれるかもですが、ぜひ両方のサイズを食べてみて下さい。
ちなみにSサイズの方には島民割引があり、お得に購入できますよ。
3.見た目も味もグレードUPした進化系スイーツ
カフェオルオキの魅力は、青いサーターアンダギーだけにとどまりません。ここでは、そのままでも美味しいアンダギーに、驚きのアレンジが加えられ、“スイーツの進化系”とも言える新体験が味わえます。
3-1.青いサーターアンダギー×リッコジェラート

まずご紹介したいのが、「青いサーターアンダギー×ジェラート」の組み合わせ。
青いサーターアンダギーに、宮古島で大人気の「リッコジェラート」のアイスをトッピング!プレーンでも十分に美味しいのですが、アイスをのせるとまたひと味違ったスイーツに大変身!!
う~ん、サーターアンダギーとアイスってなんでこんなに相性がいいんでしょうね(≧▽≦)!
3-2.日本初!?サーターアンダギーバーガーの衝撃

さらにユニークなのが、宮古島初、いや日本初ではないかという「サーターアンダギーバーガー」。これは、ほんのり甘いサーターアンダギーの生地をバンズに見立て、ベーコンやアボカド、目玉焼き、チェダーチーズなどの具材を自由に組み合わせて楽しめるという新感覚のバーガーです。
甘さと塩気が絶妙に絡み合う“甘じょっぱさ”は、一度食べたらクセになること間違いなし!フルサイズとハーフサイズが選べるので、がっつり食べたい人にも、ちょっと試してみたい人にもおすすめです。フルサイズはなかなかのボリュームなので、女性やお子様にはハーフサイズもおすすめです(^-^)
4.「青いサーターアンダギー」との出会い

スタッフの高山さんと平井さんは、大阪の社会人サッカーチームで出会った10年来のご友人同士。そんなお2人が宮古島で農業していた時に地元のおばあから教えてもらったのが、今の看板商品となった「青いサーターアンダギー」でした。
一見すると着色料を使っていないことが信じられないような鮮やかなターコイズブルー。しかし、その秘密は紅芋の色素が織りなす自然の神秘。
この美しいターコイズブルーが自然素材だけで生まれることを知ったお二人は、「この神秘の美しさをもっと多くの人に知ってもらいたい」——そう強く感じたことが、カフェオルオキ開業の原点だそうです。
青いサーターアンダギーの一番の調味料は、お二人の“想い”かもしれませんね(^_-)-☆
5.まとめ
「青いサーターアンダギー」は、ただの“映えスイーツ”ではありません。紅芋の色素だけ生まれる美しい青、外ザク中ふわの感動的な食感、そして、宮古島の伝統や自然の神秘が詰まった“島のソウルフード”なのです。
カフェオルオキは、そんな唯一無二のスイーツを楽しめる場所。美味しさはもちろん、スタッフお二人の温かな人柄や、アレンジメニューの遊び心も含め、お腹も心も満たしてくれること間違いなし!ぜひぜひ立ち寄ってくださいね(^_-)-☆
また、青いサーターアンダギーは、紅芋もちで有名な池間大橋を渡った所にある「海美来(カイミール)」さんでも購入できます。1番のおすすめはオルオキであちこーこーの揚げたてサーターアンダギーですが、もし「時間がなくて回れないー」って方はぜひ海美来さんをのぞいてみて下さいね(^_-)-☆
6.『カフェオルオキ』店舗情報|住所・営業時間・Instagramまとめ
店舗名:カフェ オルオキ
住所:宮古島市下地字上地115(大きなパイナップルが目印)
営業時間:11:00〜17:00
定休日:水
電話番号:080-3503-6044
080-4019-9947
Instagram:@oluoki_miyakojima
食べログ:https://tabelog.com/okinawa/A4705/A470503/47032370/

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