お芋が日本で最初に伝わったのは宮古島だった!?

お芋(さつまいも)の発祥地は、中米から南米北部にかけての熱帯アメリカであると言われています。

中南米の地下作物探索導入調査報告書によると、お芋は紀元前10000~8000年には食用として食べられていたことが分かっています。

なんとお芋は12000年前には食用として食べられていたのですね Σ(゚Д゚)!!

その後、紀元前1000年頃には南太平洋の島々に伝わりますが、お芋が世界的に広まったのは、さらにこの後の大航海時代!コロンブスが1492年にアメリカ大陸を発見したことに由来します。コロンブスはスペインのイザベル女王へ「お芋」をお土産に持ち帰ったそうです!

女王へのお土産に選ばれたなんて、なんとも光栄ですね(≧▽≦)

そして、ヨーロッパからインド、フィリピン、中国などへ広まり、日本へは、1597年に中国の福建省より宮古島に伝わったお芋が最初といわれています。その後、1605年に福建省より沖縄本島へも伝わり、1609年以降薩摩の領有支配にともなって薩摩へと伝わり、主に九州地方で栽培されるようになりました。そして、江戸時代初~中期のたび重なる飢饉によって救荒作物として注目され、西南暖地を中心に全国に広く普及していきました。

お芋が12000年以上前から食べられていたこと、女王へのお土産にはお芋が含まれていたこと、そして、そんな歴史も名誉もあるお芋が日本で1番最初に伝わったのが宮古島だったなんて、
「なんかすごい!!」って思ってしまうのは、
私が宮古島の芋農家だからでしょうか(^^;)?

ではまた。

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