沖縄以外では生の紅芋が売っていないのはなぜ?

沖縄の定番土産のひとつでもある紅芋。沖縄県内はもとより内地でも紅芋加工品やスイーツはたくさん販売されていますが、「生の紅芋」を見たことがありますか?

紫芋(紫色のさつまいも)を見かけることはたまにありますが、沖縄以外で「生の紅芋」を見かけることはありません。(紅芋と紫芋の違いについてはこちらをどうぞ)こんなにも栽培が盛んなのに、沖縄以外では全く見かけないのは不思議ですね。

これは、沖縄など南西諸島に発生している病害虫(※1)のまん延防止のため、沖縄県内の紅芋を含む一部の植物(※2)は、法律により県外(※3)への持ち出しが規制されているためです。
※1 アリモドキゾウムシ、イモゾウムシ、サツマイモノメイガ、カンキツグリーニング病菌、ミカンキジラミ等
※2 (茎葉を含む)さつまいもや紅芋、ヨウサイ、アサガオ属、ヒルガオ属、カンキツ類&ゲッキツ・カレーリーフの苗・枝・葉
※3  沖縄県久米島(2012年)・津堅島(2021年)ではアリモドキゾウムシが根絶され、再侵入を防ぐために、発生地域からの紅芋を含む一部の植物の持ち込みは規制されています。

このような理由により、お芋を内地へ出荷することはできませんが、宮古島へご来島の際には、ぜひ召し上がってみて下さい。

これぞまさに地産地消というか・・・、
地産地消しかできないというか・・・、

まあ、レアってやつです(^^;)

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